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出産は命がけです

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妊娠37週を過ぎれば、早産の危険はなくなりますから、いつ生まれても大丈夫。赤ちゃんも下に下がってくるので、胃のつかえも取れてきます。
そこで、つい食べ過ぎてしまいますが、それは出産まで我慢。ここで一気に体重が増えてしまうと、胎児の体重も増えて難産になってしまいます。反対に胎児の体重は外で生活できるくらい十分成長していますから、なるべく歩くなど運動して早く生んじゃってもいいですね。

私の場合、破水から始まりました。38週のことです。突然のことなので驚きましたが、なるべく自分を落ち着かせて、準備をしたり、病院へ電話を入れました。破水すると、即入院です。事前に用意していた入院グッズを持ち、いざ病院へ。

でも、病院に着いてもなかなか陣痛はきませんでした。病院では破水から48時間以内に出産しないと、胎児が感染するので、人工的に出産させますと言われていました(帝王切開など)。なんとか自然に陣痛が来てほしいと、病院の階段を上り下りしたりと動いていましたが、一向に来る気配なし。
医師から陣痛促進剤の使用を提案されました。陣痛促進剤の事故をよく聞いていたので、最初は怖かったのですが、薬を錠剤ではなく点滴で使うことにしてもらい、使用しました。一気に来るというより、じわじわ痛みが来る感じですが、着実に痛くなってきました。

始まってしまえば、一気に進み、初産にしては早めに出産できました。医師からも「安産だったね」と言われたのですが……。
分娩後、母体から出血が続くのですが、私は出血の量がとても多かったらしく、そのまま10時間くらい分娩台に寝かされたままでした。その間、出産に立ち会った医師とは違う医師に処置を受け、酸素マスクを鼻に付けられ、導尿もされ、結構大変でした(泣)。重度の貧血となり、通常1週間の入院生活が、私の場合10日間も入院しました。貧血の治療を受けていたのです。

正確な量は不明ですが、約1800ccほど出血したらしく、本来なら輸血しないといけないレベル。けれど、そのときの主治医から輸血の危険性も聞かされ輸液でしのぎました。その後、輸血による肝炎のニュースを聞き、あのときの医師には感謝しています。
貧血の状態のときには、赤ちゃんの世話もできず母乳もあげることができませんでしたが、順調に回復したあとは、他の産婦さんと同じようにお世話することができ、退院後も何もなく過ごせました。昔はお産で命を落とす人も多かったそうですね。
私も昔なら分かりませんでした。今も昔も、お産は女性にとって命がけの仕事です。でも、その分、喜びも大きいものなのでしょうね。


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